2002 November ![]()
|
2002年11月1日(金) シカゴへ |
|
昨夜はハロウィンの疲れですぐに寝てしまったので、今日は5時起きをして荷物をまとめ、朝10時にはグレイハウンドでミネアポリスを出発した。 今日の目的地は、イリノイ州のシカゴ。 大学の友達がこっちで働いているので、カナダまでの通り道だし、週末そこで過ごすことにしたのだ。
シカゴまでバスで11時間。 昨夜あまり寝てなかったので、今日はバスの中でずっと寝てた。景色も綺麗だったけど、どこまでも森林&農地が続くばかりで、ちょっと飽きてしまった。アメリカって巨大な国だとつくづく思う。
シカゴに着いたのが夜の9時過ぎ。 グレイハウンドのバス停は週末のせいかすごく混んでいて、しかもちょっと治安悪そうだったので一気にブルーになってしまった。夜のダウンタウンには出たくないかも・・・。
でも友達が迎えに来てくれたので、一安心。ありがと! シカゴの高層ビル群の夜景はすごく美しかった。ニューヨークのミニチュア版って感じ。 寒さに負けないで、写真撮っとけば良かったよ〜。
|
|
2002年11月2日(土) お買い物 |
|
バスの長旅で疲れていたせいか、昨日はぐっすり眠れた。 しかもこの友達のアパート、きれいだし、部屋も余ってるくらい広いし、かなり居心地良いし・・・。
今日はちょっとお買い物に行ってみた。隣のウィスコンシン州のアウトレットモールへ。 でも、最近必要なものはミネアポリスでいつでもお買い物できるので(ロードアイランドの時は足がなかったのでお買い物に飢えてたけど・・・)、特に必要としてるものもなかったのだけど。。。 と言いながらも、寒いのでセーターを調達して、ちょっと満足。
夕ご飯は、冬らしく”鍋”にすることにした。 車で20分くらい行ったところに、大型日本食材店のミツワ(元ヤオハン)があったので、そこで食材を調達。かなり日本人もお買い物に来てて、シカゴってやっぱり日本人たくさん住んでるんだなって思った。そうだよねぇ、大都市だもの。 日本でのと同じように美味しくできた鍋をつついた後は、ビデオ鑑賞。 ちょっと戦争モノをみたい気分だったので(どんな気分なんだか・・・)、なんだっけ、メル・ギブソンの"I was a soldier"だっけ。そんなタイトルのベトナム戦争ものを見た。反戦映画で結構良かったけど、火傷をしてた人の映像がなかなか忘れられず、寝る時に怖かった。ブルブル。
"Bahai House of Worship" インドっぽい宗教の教会。
|
|
2002年11月3日(日) ミシガン湖 |
|
ミネソタのDuluthでは、サピエル湖が綺麗だったけど、ここシカゴは五大湖の1つ、ミシガン湖に面している。 やっぱり水が近くにある場所っていーねー! 今日はドライブをたくさんして、Northwestern大学がある辺りにも行ったんだけど、その辺りの住宅地がとーっても美しく&巨大で圧倒された。ちょうどまだ紅葉の残りで、木々には真黄色の葉っぱが残っていて、ただため息が出るばかりだった。 家も、嘘でしょ?っていうくらい大きな家々が立ち並んでいて、やっぱりアメリカのお金持ちはレベルが違うと思った。
今夜はもうシカゴを出発。 特に観光をしに来たわけではないので、友達に大学卒業以来会って、ゆっくりした時間を過ごすことができたことは、すっごくリラックスできる楽しい週末になった。 なんだか懐かしいCDを一緒に聞いていたら、大学で一緒だった時のことがすごく最近のことのように思えてきた。 やっぱり友達っていいよねー。何年経っても、損得勘定抜きでつき合えるのって、学生時代の友達の特権だね。
さて、夜にはまたダウンタウンまで送ってもらって、長旅の始まり。 といっても、バスの中が混んでさえいなかったら、バスの旅も結構悪くないのだ。 が、今夜もバスは超満員。しかも私が最後の一人だったから、なんだか肩身狭かったし・・・。 はっきり言って、グレイハウンドで長旅をする人々は、敢えてバスで安旅をする学生を除いて、やっぱり低所得層が多い。 深夜なのに、小さな赤ちゃんや子供を連れて大きな荷物を持って移動するお母さんは大変そう。 雰囲気も良くないことが多い。かといって、身の危険を感じるって訳でもないけど、なんかね・・・。 実はバスが遅れ、次の乗り継ぎにも自動的に遅れ、私は今、NYのバッファロー(ナイアガラの近く。6月以来!)で時間を潰してるんだけど、ホームレスっぽい人とか酔っ払いの人とかいて、かなりブルー入るね。アメリカの貧しさもまざまざと見せつけられる感じ。 そう、グレイハウンドって、アメリカ社会が抱える問題点も見れる(?)機会なのです。
”海のような”ミシガン湖。 綺麗な公園もたくさん。やっぱ土地余ってるよ〜、アメリカ。
|
|
2002年11月4日(月) カナダ入国、万歳☆ |
|
11月に入ってもう4日目なんだー。いつの間に! そういえば、今日ミネアポリスのホストのグレッグと11歳の息子エイブラム、そしてグレッグ母のメアリージョーが3人でパリに旅立つ。親子3世代でのフランス2週間旅行なのだ。楽しそ〜。 アメリカからヨーロッパへ行くのは安いので、2週間で航空券とホテルも全部含めて一人1,000ドルなんだって。(13万) っていうか、会社を2週間以上休めるところが羨ましいね。学校も!
さて、私は今朝早くにオハイオ州のクリーブランド、そしてニューヨーク州のバッファローを経由してとうとうカナダへ。 バッファローのグレイハウンドターミナルで暗い気分で居たのだけど、カナダ行きのバスに乗り換えた途端、すごい気分が晴れてきた。 だって、まず、バスがすごい綺麗&清潔!!新しいし、カラフルだし、リクライニングもゆったりだし、アメリカのグレイハウンドとなんちゅー違い!!しかも、これまではフルでぎゅーぎゅー詰めだったけど、昼間のせいかカナダ行きのせいか、人もまばら。思いっきりリクライニングを倒し、一人で二人分の席を占領し、のーんびり。 なんかこれだけで最高に良い気分。(←これまでがどんなに嫌だったのかって感じ・・・。) 乗っている人々も生活への疲れが感じられないのは気のせい? カナダバス、バンザイ!
そして、カナダへの入国審査も問題なく通過。まぁ、またアメリカ再入国があるけど、大丈夫でしょう。 今年の夏は悔しくもこの入国手前で断念せざるを得なかったカナダ。今回はやっとこの地に足を踏み入れた! カナダへ入ったのは、大学卒業後に母と私の親友の3人で行ったバンクーバーだけ。東の方は初めて。
バスの乗り継ぎが出来なかったことを、迎えに来てくれているカナダのホストに途中で電話を入れようと思ったが時間がなくてできなかったため、すごく長い時間待たせてしまった。申し訳ない・・・。 昨夜シカゴを11時に出て18時間(ホントは14時間で来る予定だったんだけど。)のバスでの移動も終わり。とうとうアメリカとの国境&ナイアガラの滝に近い街、セント・キャサリンズに到着! 私をこれから2週間少々ホストしてくれるのは、ロブ&ジャネットという60代のカップル。彼らもクエーカー。 彼らは、数年前にNAC6期生のアキコさんをホストしてて、その関係で今回も私をお世話してくれることになったのだ。 かなりの日本通で、ロブなんて4回も来日している。そして、東京の大島に2週間滞在していたり、なかなか日本人以上に色んな場所に行っている。例えば、指宿の蒸し風呂?(熱い砂を被るヤツ)とか、鹿児島のチランまで!私も行ったことないし!
彼らは1994年に結婚したばかりの、まだまだアツアツのカップルだ。 かわいいおじいちゃん&おばあちゃんという感じ。 早速夕食に日本食レストランに連れて行ってもらった。私は久々に天丼。
これから2週間、とても楽しみだな。 プレゼンテーションが詰まっているという感じではなさそうなので、結構のんびりとカナダを満喫できるかも。 私は中学生の頃からずっとカナダが好きで、高校はカナダに転学しようと思ったこともあるし、大学卒業後はカナダで仕事を探そうとしたこともある。なんでか分からないけどかなり私の中では好感度大の国なのだ・・・。
岐阜のカシマ市?から寄贈された木の彫り物。St.Catharinesの市役所にて。
|
|
2002年11月5日(火) 微妙に何かが・・・ |
|
私は今までカナダとアメリカ、大した違いはないんだろう、同じようなもんだろうと思っていた。 でも、今日1日ここで過ごしただけで、カナダはアメリカとは何かが違うんだと感じ始めた。
基本的なところで言うと、”単位”とかね。 アメリカでは、距離はマイル、インチ、重さはパウンド、液体量はガロンなど、日本とは全く違うのでいつも困っているが、カナダでは日本と同じくメトリックシステムで、気温がFではなくて、℃で表示されていたのには感動したし、車の速度も100キロというのが見えた。 あと、知らなかったけど、カナダでは銃規制(”ガン・コントロール”という)がされているので、アメリカみたいにどこでも簡単に入手できるわけではない。 そしてテレビ番組では、環境問題規約の”京都議定書”について、自国だけの利益を考えて脱退してしまったアメリカとは違って、どうやって守る方向で経済を考えられるかということを特集していた。 アメリカではほぼ私は見たことがなかった、黒人の女性と白人の男性のカップルが赤ちゃんを連れてカフェで朝食を食べていたのも何だかショッキングだったし、道で出会ったジャネット&ロブのお友達が喋っていたイギリス英語もとてもキュートだった! 何かが微妙にアメリカとは違うのだ!しかも良い意味で・・・。 象(アメリカ)と一緒のベットの上で寝ているネズミと言われるカナダ。 だからこそ、こんなに謙虚なのかもね。 1日居ただけで何が分かるって感じだけど、カナダの悪口を言う日本人には会ったことがないので、きっと私が今日感じたように、かなり良い国なんだろう。 残り2週間の滞在で、他にどんな良い点を探せるのか楽しみだ。
今日は午後にナイアガラの滝へ散歩に行きました。 ここから車で20分強で着いてしまう近さ。 カナダ側はバッファローと違って、高級ホテルも立ち並び、活気があった。(なかごん、ゴメン・・・) アメリカももっとナイアガラ観光に力を入れればいいのにね。 5ヶ月前に来たばかりなので、感動は以前よりは薄かったけど、やっぱり豪快な自然はいいね。 母がブラジルのイグアスの滝を見たいと言っていたけど、ブラジルは遠いから、ナイアガラでいいんじゃないの?
なかごん、マリオットはこんな感じだったよ・・・。くすん。 地面が濡れているのは、雨じゃなくて、滝からのミスト!(霧)
|
|
2002年11月6日(水) ”Shall we ダンス?” |
|
11/5、昨日はアメリカでの中間選挙の日だった。 そう、選挙2週間前に亡くなったWellstoneが出馬していた選挙。 結局彼の代りに民主党は、モンデール氏を直前になって代理に立てた。モンデールってなんか聞いたことあるでしょ? そう、元駐日大使だった彼は、アメリカ帰国後は副大統領にもなったはず。誰の時代だったかな? 親日家だし、彼がミネソタの上院議員になってくれれば良かったのだけど、結果は×。共和党候補に敗れてしまった。 他にも今回の選挙では共和党が大幅に議席を増やし、ブッシュ大統領をアメリカが支持しているような形になってしまった。これってすごく危険じゃない?これで益々彼は気をよくしてイラク攻撃に突き進んでしまいそう・・・。 絶対に大多数がイラク攻撃を支持してるって訳じゃないと思うんだけど、それ以上に”恐怖”の方が強いのだろう。 カナダに居る私にマイナはわざわざ結果報告のメールをくれたけど、かなり怒っていた。 私は怒りよりも、怖いね。これからアメリカがどこに迷走してしまうのか。。。
さて、私は今日は午前中はロブと一緒にハイキングに行ってきました。1時間ばかりの。 まだ紅葉がすごく綺麗だったし、日本と違って紅葉シーズンだからって車の渋滞ができる訳でもないし、のんびり。 午後も家で3人でゆっくり読書などして過ごし、やっぱり少しお年寄りだから、生活のペースがゆったりしていて不思議な気分。曜日感覚がなくなってしまいそう。 夜は二人が大のお気に入りの日本映画を鑑賞。それは、周防監督の"Shall we ダンス”。 これはもちろん聞いたことはあったけど観るのは初めてだったんだよね〜。 英語での字幕が下についていて、なんか変な感じだった。逆輸入版ね。 日本のサラリーマンの日々の様子が上手に描かれていて、面白かった。ダンス習いたくなったし。いや、一瞬だけ。
吸込まれていきそうな谷底。芸術に近かった! 木々もまだまだ紅葉中。メイプル街道っての?
|
|
2002年11月7日(木) 今度はオンタリオ湖 |
|
ちょっと長旅の疲れが出たのか(言い訳かも・・・)、今日は9時近くまで寝てしまった。 お年寄りは朝が早いので、思わず焦って起きたけど、まだ彼らもパジャマで新聞を読んでいたので安心した。 でも、彼らは日本人のように時間にはかなり正確なので、遅刻常習犯の私は気をつけなきゃ!
今日はジャネットの友達とみんなでランチをして、その後またミニ観光。 近くにあるオンタリオ湖を散歩。これで五大湖の3つ目を見たことになるぞ。ちなみに一番大きいのはDuluthで見たサピエル湖なんだって。 オンタリオ湖ももちろん美しかった。海のように大きな湖はどれも綺麗だよね。周りの木々、家々も素敵だし。 近くの公園には”Peace Park”っていうのがあって、ススキなど日本っぽい植物が植えられていた。広島の女性から寄贈されたという石碑もその中心に立っていた。
散歩してぐったりしたので家に戻ったけど、今度は夕方からの大学の講義へ行く準備。 ここは数年前までロブが教えていた大学なんだけど、プレをしに行った訳じゃなくて、夜間のアジア史のクラスで今夜は江戸の歴史をやるから行こうってお誘いだった。 大学は夜の7時前だというのにパーキングは一杯で、建物の中も昼間のように学生でごった返していた。 夜の大学っていうとかなりひっそりしていると思ったのに、この賑わいは意外だ。 クラスは、士農工商、大名、侍、歌舞伎などについてだったんだけど、意外と詳しく勉強していた。 だって、"ONNAGATA"とか”TOKAIDO”とか黒板に書いてあったり、長崎の出島の様子まで詳しく話していたり。 私も江戸時代のことなんて、中学か高校で習って以来だったので、ちょっと新鮮だった。
それにしても、特に何もしていないんだけど、今週はあっという間に終わりそうな勢い。 一日中ロブとジャネットにべったりなので、なかなかメール書いたり、他のことをする時間があまりないのかも。。。 でも、彼らは本当に日本人のように手厚くゲストの私をもてなしてくれる。私はお礼に日本料理を作ることになった。それくらいしかできることないし。。。いや、それすら自信ないけど。
広島の女性から贈られたという平和の碑 オンタリオ湖。湖の遙向こう岸にはトロントが見えた。
|
|
2002年11月8日(金) インディアンサマー |
|
高校生の頃、英語の授業で”インディアンサマー”って言葉を習った。 秋の日に突然夏のような暑さが戻ってくるって意味だったと思うけど。。。 まさに今日のような日をインディアンサマーって言うんだなっていう1日だった。外の気温は16度。暖かい!
今日はみんな家で各々の用事を済ませていた。ジャネットはクリスマスカード作りを気合入れてやってた。 私も色々と細かいことが溜まっていたので、それらに手をつけた。 夜も昨日と同じ大学での劇に誘ってもらったのだけど、丁寧にお断りした。 というのも、明日はここから1時間半離れた場所で英語のテストを受けに行く。そして朝6時半に家を出ないといけないのだ。そのテストのための勉強も何もしていないので、せめてどんな試験問題が出るのかくらいはざっと見ておかないとと思い、今夜は一人で家に残ることにした。それにしても、テキストは1ヶ月近く前から買っていたのにねぇ。。。
そして、今夜は溜まっていた電話も済ませた!半分くらい・・・。 何件かプレの件で電話をしないといけなかったのだけど、どうも電話って億劫になってしまって、しかもアメリカを離れちゃったからなかなか腰が重かった。けど、さすがにヤバイなぁと思い始め、国際電話でプレの打ち合わせ! 電話する前は相当気が重いんだけど、したらしたで”やっぱり嫌なことは溜めずにパッパと済ませてしまうものだなぁ。”なんて思えたりするんだよね。アサミちゃんの苦労に比べれば、こんなの全然取るに足りないことなんだけどさ・・・。
それらとは別に1件ミシガンに電話。 そう、ミシガンといえば、私が高校生の時に留学していた場所・・・。 カナダからミネソタにバスで帰る時に、デトロイトを経由するので、それならホストの家に立ち寄ろうと先週思いつき、すぐに電話したのだった。今日はその日程確認のпB 最後にホストに会ってからちょうど10年が経つ。10年一昔だもんねぇ。 今回は、ホストシスターとブラザーの生後半年の赤ちゃん達にも初めて会う。 あの時まだ小学生だった二人が親かと思うと、なんか感慨深いなぁ〜。私の方が絶対先に親になると思ってたのに! とにかく、3日くらいの短い滞在になるけど、10年年をとった皆に会えるのをすごく楽しみにしているところ。
|
|
2002年11月9日(土) テスト完了 |
|
今日は例の英語テストの日。IELTSってテスト。 朝5時半起きで、会場となる大学までロブとジャネットに連れて行ってもらった。 バスで行こうと思ったら、昨夜のうちに会場近くのホテルに泊まらないといけなかったと思う。 早朝から私のために1日使ってもらって、本当に恐縮してしまう。よくしてもらいすぎ・・・!
肝心のテストはまあそんなもんかなって感じ。 きっと慣れたらそう難しくもないのだけど、初めてのテストだったからコツが分からずちょっと苦戦。 もう当分英語のテストなんて受けることもないだろう。これが最後のテスト!
帰り道にかわいいお店でアフタヌーンティー(イギリスっぽいでしょ?)をして、帰宅。 彼らには外食にもよく連れて行ってもらう。 でも家では健康にすごく気を使っていて、野菜中心の質素な食事。私もアメリカに来てかなり増量してるので、ちょうどよい。とりあえず野菜はだいたい食べられるようになった私だけど、未だにピーマンが食べられないってのはみんなに事前に伝えてある。だってにがいし・・・。
夜はロブがビデオを借りてきてくれた。 また日本の映画。 今夜は伊丹監督の”たんぽぽ”だった。聞いたことはあるけど、見たのは初めて。 っていうか、伊丹監督の映画って全部人間臭そうであまり好きじゃない。なんだっけ、マルサの女だっけ?とか。 今日の”たんぽぽ”も私はちょっと・・・。宮本信子がすごく若かった! 伊丹監督って刺されたよねって話をしていたら、ロブが彼は自殺したよねって教えてくれた。 うーん、そう言われてみればそうだったような。そうだっけ??
|
|
2002年11月10日(日) 初日曜日 in カナダ |
|
ロブとジャネットもクエーカーなので、日曜日の今日は彼らの家でクエーカーミーティングを持つ。 8人位が集まり、1時間ほど沈黙を保つ。国を越えても、このスタイルは同じなのね・・・。 その後、自己紹介やNACのことを説明する機会があったのだけど、私のアメリカでの活動の様子をとても興味深そうに聞いてくれた。カナダはアメリカと隣り合わせの国とは言え、やっぱりそこに住んでみないと分からないこと、感じ取れない雰囲気っていうのもあるんだなってあらためて思った。 明日からやっと本格的にここでの学校訪問が開始できる予定。カナダの学校がアメリカとどう違うのか、こんな短い滞在じゃ分からないと思うけど、できるだけ首を突っ込みサグリを入れてみよう!
今夜はロブの元勤務先の大学へ、フランス映画を見に行った。 毎週日曜日に世界各国の人気の映画を上映しているらしい。例えば来週はイランの映画だって。 大学で映画かとなめていたらとんでもない、映画館以上に大きな会場で、料金も普通のシアター並に7ドルしたし(これも払ってもらってしまった!)、観客もぎっしり集まっていた。日曜の夜だと言うのに、みんな明日に備えなくていいんかな〜。月曜よ。 見たのは、”8 Women"とか言う、ミステリー&コメディー作品だった。感想はノーコメント。ちなみにジャネットは”ナッツ!”と言っていた。同感。
明日はカナダのリメンバランスデー。過去の戦争で亡くなった人達を思い出す日らしい。 そういうこともあり、2つの小学校に招待してもらっている。小学校なんて、実は後半で初めてかも〜♪ 大きなアッセンブリーで話すので、どんな話をすれば子供達が共感できるか、今夜はじっくり悩むことにしよう。
|
|
2002年11月11日(月) リメンバランスデー |
|
自分がカナダという国について何も知らなかったんだなぁ〜ってことを実感した1日だった。
毎年11月11日はカナダにとってとても特別な日。Remembrance Day。 戦争で亡くなった兵士たちのことを想う日だそうで、今日はアメリカではVeterans Dayとなっている。 アメリカではどうなんだか分からないけれど、カナダではこの日は本当に重要みたいで、街の人もテレビキャスターも子供達も全員(!)胸に赤い花のバッチをつけている。”ポピー”と呼ばれていたので、ポピーの花を形取っているのだろう。 そもそも、なんで11/11がリメンバランスデーなの?という疑問が湧いたのだけど、それは、今日が第一次世界大戦の終わった日だからだそうだ。しっ、知らなかった・・・。そしてカナダから第一次世界大戦では多くの兵士が犠牲になったらしい。というのも、まだその頃はカナダはイギリスの属国のような感じで、イギリス軍と共にヨーロッパで戦ったらしいのだけど、可哀想なことに、カナダ兵はイギリスに捨て駒のように使われ、1日にして出征した兵士が全滅したカナダの村もあったらしい。私、第一次世界大戦についてはあまりにも乏しい知識しかない・・・。いや、第二次世界大戦でもアメリカと日本のことはよく習ったけど、カナダ人の捕虜たちが長崎に居たってことも知らなかった。これも、今夜のスペシャル番組で、1945年に日本軍の捕虜として長崎で被爆した人の特集をやっていたから初めて知ったのだけど。
今日はまさに日本で言う「終戦記念日」なんだけど、学校でも11時から1分間黙祷したりして、なかなかの力の入れ様だ。
今日はこのリメンバランスデーの集会に2校お邪魔した。 そういえば、8月に後半の活動を始めて以来、初めての小学校だ!!なんと・・・。 小学校に入った途端、1年生(もしくは幼稚園?)が列を作って歩いているのを見て、一気に和んでしまった。今日は顔が緩みっぱなしだった。だって、むちゃくちゃ可愛いんだよね、小学生☆
今日は特別集会で75人の生徒に向けて話すということで、何を話したらいいんだろうかとかなり今朝まで頭を悩ませていたのだけど、結果オーライだった。みんなよく聞いてくれて、しかも質問が答えきれないくらい出て、嬉しい驚きだった。 普通、あまり原爆の話でここまで質問は出ないんだけどな〜。それは、ここがカナダだからなのか、たまたま積極的な学校だったのか、はたまた何なのか、よく分からないけど。とにかく、子供達は素晴らしかった。 そして、彼らから教えられたこともたくさんあった気がする。 例えばこのポピーの花の意味。 以前友達が送ってくれた詩に感動したことがあった。このHPの”平和への想い”にも記載したんだけど、フランダースの丘で亡くなった兵士の詩ね。友達はテネシーかどこかの戦争博物館で見つけて送ってくれたから、私はてっきりアメリカ兵の話だと思ってたんだけど、それはカナダ兵のことだったのだ。そして、そのフランダースの墓場に咲いていたのがこのポピーの花だったんだって。それを子供達が教えてくれた。これも悲しい話だ。
カナダって、平和の仲介役のような役割をすることが多いけど、子供達もそれをよく理解しているみたい。 彼らに、”カナダって平和な国なんだってね。”って言ったら、全員が”うんうん!”と言わんばかりに首をブンブンと縦に振り、嬉しそうな、そして誇らしそうな顔をしていた。 同じ質問をアメリカでする勇気は私にはない・・・。 なんだかもうアメリカに戻るのがちょっと嫌になっちゃったよ。カナダに居ると、ほっとするんだもの。
今日はみんながつけてるポピーの花のバッジ。 75人で作った折鶴はかなーりハードだった。でも完成!
|
|
2002年11月12日(火) 大都会・トロントへ |
|
今日も昨日に引き続き、小学校を1つ訪問した。 1912年に建てられたというこじんまりとした”かわいい”という表現がぴったりの学校で、1学年1クラスずつ。 やっぱりこういう小規模の小学校って暖かい感じがして良いね〜。
この学校の子供達はみんなサダコさんの話は知っているけど、折鶴は折ったことがないという子が大半だったので、これはやらなきゃ・・・ということでヒロシマのスライドを見た後に折鶴を一緒に折った。 でも中には、6年生の男の子で、一人で1,000羽折ったというツワモノが!!ダンボールに入れた現在560羽の鶴も見せてくれた。彼は昨年、サダコさんのストーリーを読んで以来折鶴に夢中になったらしい。でも、男の子で折れるっていうのも凄いし、一人で1000羽も折るという忍耐力もすごい!見た目は全然普通のスポーツ好きそうな金髪の少年なんだけどねー。 あと、彼の隣の席の女の子は、小さい鶴を折るのが得意らしく、私のために折ってくれた鶴は親指大だった!すご〜い。 小さいながらも、折鶴マニアがいるこの学校は侮れません。
小学3/4年生のクラスでも、平和公園の様子や原爆のキノコ雲のスライドなどを見せたのだけど、次々に手が上がって”原爆はどれくらいの大きさだったの?”とか、”あのキノコ雲が放射能なの?”などなど、次のスライドに移るのが難しいくらい、子供ながらの素朴な質問がたくさん飛び出した。 ”次はいつ来るの?!”なんて、小学生ってやっぱりかわいいな〜♪ でももうカナダでの小学校は今日で終わり。あとは高校。
プレが終わって、その足でロブとジャネットと共に、トロントに向かった。ここから片道1時間半。 ロブの息子の最近別れた彼女と4人での夕食。ちょっと変なシチュエーションだけど、その彼女はロブとジャネットにとってとても大切な人らしい。 トロントには初めて行ったけど、さすがにカナダ最大の都市。かなり大きい! どれくらいのサイズだろう。ボストンくらいはあるなー。でもなんか不思議な雰囲気なんだよね、トロント。 まさにマルチカルチャーな雰囲気。しかも、うまく混ざってる。 中学校の時に、トロント帰りの帰国子女の友達が居たのだけど、彼女がいつもトロントに帰りたいって言っていた。 なんかそれがちょっと分かるような、素敵な都会だった。
このクラスでは折り紙をする時間がなかった・・・。残念! 小6の男の子が折ってくれたカラフルな親指サイズの折鶴!!
|
|
2002年11月13日(水) またフランス映画 |
|
今日は1日オフだったので、のんびりと過ごした。 でも、午後にはまた3人でミニハイキング(お散歩というか・・・)に出掛けた。アメリカとかカナダってちょっと行ったらすぐに素敵なハイキングコースがあって羨ましい。
そして、夜はまた映画鑑賞会。彼らは本当に映画とか演劇とか好きみたい。 実は金曜日もトロントまでお芝居を見に連れて行ってくれるそうだ。 私はあまりそういう文化的活動をしないので、彼らといるといつもと違う生活パターンで楽しい。 今日の夜のビデオは、またフランス映画。”アメリー”とかいうタイトルで、なかなか不思議な映画だった。古くはない。 ハリウッド映画を見慣れてしまっているせいか、フランスとかイタリアとかアメリカ以外の国の映画って新鮮。
でも、カナダって、隣のケベック州(モントリオールとかある)ではフランス語が第一言語なくらいだから、フランス語ってかなりメジャー。昨日行った小学校では、6年生でフランス語の授業をやってたし! お店に行っても、ほとんどの商品の注意書きには英語とフランス語が両方書かれている。 こういうのが”カナダだな〜”と感じさせてくれる数少ないことでもある。
|
|
2002年11月14日(木) 結構同じ・・・ |
|
1つの高校を訪問しただけで判断できないけれど、今日ナイアガラの高校を訪問した限りでは、アメリカの高校生もカナダの高校生も同じだなーという感じだった。 カナダの高校生自身に、”テレビでアメリカの高校生とかよく見ると思うけど、自分たちとアメリカの高校生とどこが違うと思う?”と聞いたら、”大して変わらない。同じ。”っていう答えが戻って来た。カナダの大人たちは断固としてアメリカ人とカナダ人は違う!と主張したがるのに、若者とのこのギャップは興味深いなと思った。 でもホント、高校に行った限りでは、建物も教室の雰囲気も生徒の様子も全部同じだったな〜。もちろん英語だし。 今日は日本語のクラスを訪問したのだけど、オンタリオ州で日本語のクラスがあるのはかなり珍しいらしい。 でも、ここナイアガラ地区の学校だったら、観光客も多いから、日本語ができたらホテルとかレストランとかサービス業ではかなり有利だから、勉強のし甲斐はあるかもしれない。なんで日本語を取っているのか聞いてみれば良かった! アメリカも同じだけど、日本語を取っている生徒はとても日本に興味を持ってくれていて、本当に嬉しい。日本が彼らの期待に沿うような国であって欲しいなって思う。
今日初めてカナダの高校生に原爆のプレをしてみて、やっぱりどことなくアメリカの高校生に語る時より自分に力が入ってないかなと思ってしまった。きっとアメリカで話す時には、彼らは核兵器を大量に持った世界で最もパワフルな国の子供で、彼らが将来を左右する存在で・・・なんて考えていると、すごく力が入るのだけど、カナダというと核を持っているわけでもないし、平和的な国だし・・・なんて思ってしまって、イマイチ”訴える”熱に欠けるのかもしれない。でもそんなことではいけないよね〜。反省。 また来週2つ高校を訪問するので、その時はもっとカナダの若者の意見が聞けるように工夫しなきゃ。 これだ!っていうプレの王道はなかなか見つからないね。
昼も先生にイタリアンに連れて行ってもらっておなか一杯パスタを食べ、夜は夜でロブとジャネットがイタリアンのビュッフェ(注:英語ではバイキングと言っても通じません。)に連れて行ってくれて、ジーンズがキツイ。 それにしても、毎日とても暖かいおもてなしを受けて、本当に恐縮してしまう。 私が退屈しないようにいつも何かしてくれるので、彼らも疲れちゃうんじゃないかなとちょっと心配なくらい。 でもきっと私なんかよりもずっと体力あるのかも・・・!
クラスの雰囲気もまったくアメリカでした。
|
|
2002年11月15日(金) 文化的刺激 |
|
今日訪問予定だった高校のクラスが月曜に延期になったので、一気に週末モードに入った。 昨夜3時半頃までネットサーフィンをしてしまったので、朝はネムネムだったよ・・・。
午後には、セントキャサリン市内で反戦プロテストがあるというので、ロブとジャネットと3人で顔を出してみた。 でも、雨が降り寒く、平日の2時からという変な時間だったので、集まったのは40人くらいだったかと思う。 今週末にはカナダでは20箇所以上でデモが行われるようなので、それにはもっと人が集まるだろうけど。
やっぱりアメリカでプロテストに参加するのと、カナダで参加するのは何となく自分の中で雰囲気というか緊張感が違うんだよね・・・。上手く説明できないけど。 カナダの国旗を見ているとなんかホッとしちゃうし。 きっと日本の人もこんな感じなんだろうなと思った。隣国のカナダにいてこんなに気分が違うんだから、遠く離れた日本に居ると、もっと遠くの出来事のように感じられるんだろうね。この一連のこと・・・。
今日のプロテストには30分くらいしか居なくて、その後トロントに行った。お芝居を見に行くために。 どんなお芝居かと思ったら、一人芝居?舞台?のような劇で、映画みたいに周りの情景で様子が分かるって感じではなかったので、言っていることをフルに理解できてなかった私にはちょっと厳しかったかな。 でも、ロブとジャネットと時間を過ごしていると、こういう文化的活動に触れることが多いので、刺激になる。 ミネアポリスに戻ったら、劇とか映画とか色々見に行ってみようかなっ。
|
|
2002年11月16日(土) ポットラック |
|
ジャネットとロブは、土曜日はいつも町のカフェで朝食を取ることが習慣だそうだ。 今日もその習慣に従い、雪が舞う中、早朝から3人でブレックファストへ・・・。
ミネソタの友達のまゆみちゃんが、ホストに”手袋を買うんだったら指が分かれているやつじゃなくて、中で指がくっつくものの方がいい。”とアドバイスされたって言ってて、それってもしかして指ですら離れていたら寒いってくらい寒くなるってことかな〜!?と二人で怯えていたのだけど、なんとなくその意味が解ってしまった。確かに親指以外くっついている手袋の方が指が一緒になって温かい。だから、私はしばしば指が離れている手袋の中で手をグーにしてる。微々たる抵抗だけど。。。
そんな寒さの中、カフェの後は数軒ハシゴして、今夜のポットラックに備えてお買い物。 ポットラックってのは、持ち寄りパーティーみたいなもので、とても一般的。 今日は私のためにジャネット達のお友達がうちに集まってくれるということだったので、私は日本食を作ることにした。 定番のSUSHI(巻寿司)とお味噌汁。 巻寿司なんて小学生の頃に巻いた記憶があるくらいで、かなり怪しかったんだけど、やってみたらどうにか形にはなった。 ご飯にアボガドとかカニカマとか適当にグルグル巻いたら美味しかった〜☆
話の話題は専らアメリカのこと。 アメリカって暴力的な文化だよねって話しから、どこからそういう思考回路に行くんだろうとか、じゃあ戦争じゃない代替案として何があるのかね、などなど色んな話で盛り上がった。 周辺国の人と外からアメリカを眺めるってとても興味深い。遠慮なく率直な意見も言えるしね!? 雪が降る中、集まってくれた10人の人、ありがとう!
|
|
2002年11月17日(日) みぞれ |
|
ロブは一生懸命日本語を学ぼうとしている。しかも簡単な会話はできる! ジャネットと二人で日本語のコースも取ったことがあるくらい、気合は十分! でもやはり年と共に単語を覚えるのがなかなか難しいらしい。なんて、私も同じなんだけど。。。 今日は”みぞれ”という単語を教えてあげた。 そう、今日は霙(みぞれ)の降る、さむーい1日だった。 本当は午後からお客さんが来るはずだったのに、この天気(トロントは15cmの積雪)で運転が危ないため、この約束もキャンセルとなってしまった。 予定が雪に振り回される雪国の生活って、ちょっと不便・・・。
でも、最近返事が滞っているメールを整理したり(またか!)、部屋を掃除したりしていたら、夜になってしまった。うーん、なんだかなー。 ジャネットはマメな人で、いつも手作りのクリスマスカードを100人以上の人に送っているらしい。 で、日本の友達にも送るって言っていたので、思わずその手紙を日本語に訳してあげると言ってしまった。 言ったからにはちゃんとやらないといけないんだけど、まだ半分だけしか終わってない。明日のプレの用意もしたいんだけど、首を長くして完成を待っているジャネットを見ていると、今夜中には終わらせたいところ。 それに、ロブ&ジャネットには子供のようにかわいがってもらっているので、それを思うとこんなこと容易いことよね・・・。
それにしても、もうクリスマスカード送る時期なんだー。早っ。
|
|
2002年11月18日(月) おじいさんの悲しい思い出 |
|
最近曜日感覚がなくなりがち。やばいやばい。 なので、今日も全然月曜日という気がしなかったけど、確かにブルーマンデー。 そして、私は朝一から高校でプレをした。
”あ〜、いつも朝一のクラスって生徒も私もテンション低くて上手くいかないんだよな〜、しかも輪を掛けて月曜だしねぇ・・・。”などと勝手にブルーになってたけど、教室に入ってくる生徒の顔はそんなに寝ぼけてはいなかった。
なんかこのクラス活気があるぞ!?と思いながら始めたプレは、いつの間にか生徒に乗せられて?すっかりいい調子に。 2クラス合同で、40人以上の大人数だったのだけど、それでもテンポ良く進み、久々に満足のいくプレができた。 商売は水物?って言うんだっけ?とにかく、プレは水物だな〜とつくづく思う。やってみるまで分からない。 同じプレをやっても、どんどん自分がドツボにはまって行く時もあれば、うなぎ登りに調子が出る時もある。
思うに、今日のこのクラスは国際関係のクラスだったんだけど、日頃から中東のことやテロのこと、ホロコーストなどについても学んでいるようで、問題意識が高いんだと思う。そして高3がほとんどの大人っぽいクラス。ついでに、まだ若い男の先生だったけど、彼は2年間JETプログラムで岩手で英語の先生をしていたので、日本への理解もある。 そんなこんなの理由だったけど、以前メイン州の学校で訪問した”ホロコースト”のクラスも同じような雰囲気だったな。 やっぱり、自国だけじゃなくて、世界で何が起きているのかということにフォーカスしているクラスでは、生徒の問題意識の持ち方も違っているような気がする。だから、視野を広げるってやっぱり大切なんだなー。
午後は、別の高校を訪問したのだけど、高校と言っても今度はえらい幼いなーと思ったら、そのはず。生徒は14、15歳だった。カナダではアメリカや日本と学校とシステムが違うので、ややこしい! でも、このクラスでも、朝のクラスと同じプレをやってみたら、結構大丈夫だった。”人間を返せ”の反応が心配だったんだけど、みんなじっくり見入っていた。先生もとてもサポートしてくれたし。
今日の生徒たちは、”カナダはアメリカと違う!少なくともそう信じたいよ・・・。”って言ってた。結構反アメリカ? ”じゃ、自分の国にかなり満足してるんだねぇ?!”って聞くと、みんな”まーね。”なんて言ってた。カナダらしい反応。カナダの人って、なんか控えめなんだよねー。"America as #1"とか"God bless America!"(なんでアメリカだけなのっていつも思うんだけど。)なんてのを聞き慣れているから、余計にそう思うのかも。 私も結構反アメリカになってる?!アメリカに居るとそんなことないのに、アメリカを離れると、アメリカがみょーに自分勝手な嫌な国に思えてしまう。
夜は、またゲストがいらして、皆でロブの日本スライドショーを見た。 ゲストの一人のおじいさんは、第二次世界大戦に参戦していて、沖縄に居たそうだ。そして、おじいさんの乗っていた船が神風特攻隊を何機か撃ち落して、そのことをずっと心にしまってきたらしい。その特攻隊員の遺体の胸ポケットから日記が出てきて、まだ17歳の少年だったんだって・・・。 沖縄や知覧の神風特攻隊の記念館のスライドは、このおじいさんにとってはとても辛い体験が甦ってきたに違いない。
アメリカでなかなか原爆のことを話すのは難しいという話をしたところ、おじいさんは”もうすぐ私たちの戦争に参戦した世代はいなくなるから、そうしたらもっと受け入れられやすくなると思うよ。”と言ってくれた。(おじいさんは30年以上前にアメリカからカナダに移民してきた。理由は知らない。) 確かにそうかもしれないけれど、その世代のおじいさんを前にそう言われると、とても悲しい気分になってしまった。 こうやって一生の心の傷を敵にも味方にも負わせる”戦争”はやっぱり事前に防がなくてはとの思いを新たにした夜だった。
|
|
2002年11月19日(火) ウサギ目 |
|
なんか疲れが溜まってるかも〜って気がする。 今日は朝からとても疲れていて、目がウサギ目になってた。目がシバシバする。 そして、明日は朝からまたグレイハウンドに乗って、アメリカに戻る。ちょっとブルー。 でも、まだミネアポリスには帰らない。土曜日の夕方までデトロイト郊外にある、高校の時のホスト宅に滞在するのだ。 いやぁ、彼らに会うのは9年ぶりだし・・・。よく考えたらドキドキしてくる。まだ実感なし。
今日は朝から近くの高校を訪問した。 昨日調子良くいったので、今日もそれを期待していたんだけど、なかなかそう立て続けに上手くいくもんでもない。 第一に自分が疲れていたので、そのお疲れオーラを醸し出してしまっていたんだと思う。 特に何人かの生徒はうなずきながら真剣な眼差しで聞いてくれていただけに、100%のプレが出来なかった自分が腹立たしい。あ〜。 でも、最後に、私が”日本の人達もカナダのことはすごく好きです。その理由の一つはカナダは安全で平和な国だと思っているからです。このまま良い国で在り続けられるように頑張ってください。”って言ったら、力強くうんうんと頷いてくれたので、それは心強いことだと嬉しく思った。
そうそう、あと、今日訪問したクラスでは、先生がそれぞれTシャツとかメイプルシロップとかお礼のプレゼントを用意してくれていた! で、他の学校でも、マグカップをくれたり、お小遣いをくれたり(!)、何だかすごく待遇が良い。なんで?? アメリカではこんなこと滅多にないのになぁ。これもカナダの文化?!
2週間ちょっとの滞在だったので、カナダのほんの一部しか理解してないけど、とても良い国だと思う。 一生住むとしたら、やっぱりアメリカよりもカナダかな〜。(住まないけど。) あの |